意外とシンプルなRPG「幻影異聞録#FE Encore」を浅く軽くレビュー

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どうも、ぶんです。

12月ぐらいから1カ月かけてひたすら「幻影異聞録#FE Encore」をやってました。

2015年に出たWii U版「幻影異聞録♯FE」のDLコンテンツを全部詰めて移植って感じみたいですね。

Wii U版「幻影異聞録♯FE」もクリアしてたんですが、またやりたい!!と思って購入してクリアしました。

どんな感じか、どんな人にお勧めか、軽く書いていきますね。画像にネタバレがちょいちょいあると思いますがストーリーの核心には触れてません。

要素満載だけどシンプルにできてる

このゲーム説明むずかしいんですよ…。

芸能界が舞台でペルソナにファイアーエムブレムを足した感じって言ってるんですけど要素が盛沢山すぎて聞いた人みんなが頭の上に「?」を出します。

簡単に分けて説明すると、

芸能界が舞台要素
・主人公とヒロインが芸能事務所に所属することになって、収録現場で事件が起こるようになる。

ペルソナ要素
・ペルソナシリーズで言うところの「シャドウ」と「ペルソナ」が今作では「ミラージュ」というものになっている。

ファイアーエムブレム要素
・上記の「ミラージュ」がファイアーエムブレムのキャラになっている(雑魚的はドラゴンマスターとかのジョブ名)

全体的にペルソナ要素が強めです。

話の進み方はいたってシンプル。

主人公の所属する芸能事務所の面々が現場に行くと変なことが起きる→「ミラージュ」が悪さをしている(敵ミラージュはクリエイティブな人間を狙って悪さをしてくるぞ)→解決するために現場に現れたダンジョンに突入!

って感じに進みます。

ただ主人公は芸能事務所に所属してますが、一般人寄りなんですよ。

活躍中の芸能人に囲まれる中、一見地味だけど肝が据わってるので真摯に色んなことを体当たりで挑戦していく姿が大変良かったです。

あと全体的にポップでノリがいいです。衣装も豊富。着せ替え要素が好きな人にはうれしいのでは?

ファイアーエムブレム風花雪月とペルソナ5の衣装が印象的でした。

システム的に向いてそうな人、向いてなさそうな人

ペルソナシリーズの戦闘が苦手という友人の話を聞いて目から鱗だったので、これも意外と人を選ぶゲームかもしれませんね。

戦闘面だけ見て、向いてる人、向いてない人でちょっと分けてみますね。

向いてる人
・ペルソナシリーズ(3~5)とファイアーエムブレムシリーズの両方を違和感なくできる。
・ペルソナシリーズ(3~5)を抵抗なくできる人。
・ペルソナシリーズの戦闘が好きな人
向いてない人
・ペルソナシリーズ、女神転生シリーズの戦闘が苦手な人。
・レベルを上げて物理で殴るのが好きな人。
・スキルの取捨選択が嫌いな人。

弱点ついてなんぼの戦闘ですので。

このシステム苦手って思いながらやるゲームほど苦痛なもんは無いんでね。注意してね。

開発がアトラスなのでペルソナ寄りのシステムになってるのは仕方ないね。

ペルソナシリーズもファイアーエムブレムもやったこと無いよって人は、チュートリアル通りに飲み込めばいいから全然大丈夫と思うよ!

ペルソナシリーズよりも難易度が楽になってるから戦闘システムに対するハードルは結構低いです。

あと、ペルソナシリーズというかアトラスのゲームでよく出る「生理的な嫌悪感がやばい敵」はほぼいません。多少は「どうなってんだこれ…」みたいな敵もいますがめっちゃマイルドです。

アトラスが開発するゲームに登場する特有のグロテスクさも無いので「ペルソナシリーズやってみたいけど敵がきもすぎて…」みたいな人には絶対おすすめですね。

生ぬるいRPGは嫌だ!って人は難易度をハードでやってみてほしい。私は今回1周目からハードでやったんですけど序盤から意外と苦戦しました。

2周目に入ると難易度ルナティックが開放されます。戦闘狂は2周目も楽しめるよ!

その他やりこみ要素もあるのでガッツリ端から端までプレイする人も満足できる仕様ですね。

あと、このゲームに向いてそうなのは出演声優のオタクたちだよ!!

やるゲーム無くて暇~ってなってる出演声優のオタクたちはこのゲームをやれ!!

公式サイトのリンク貼っとくから!!出てる確認してみて!幻影異聞録#FE Encore公式サイト

私はWii U版やったのに水瀬いのりちゃんが出てるのわかってなかったから…みんなも確かめてみて…。

色々と便利にできてるシステム

「ペルソナシリーズの難易度についていけない」とか「ペルソナは合体要素とかやること多くて大変なのがちょっと…」って人にもこのゲームはちょうどいいのではないかと思います。

まずなんてったって難易度をイージーにできる。

合体要素はあるけど普通にコンプリート出来る。

二つのゲーム要素を合体したからか、システム面やめんどくさそうなサブイベント系がとてもシンプルにできてます。

まず、セーブはどこでもできる。最近のゲームでは必要なやつですね。

いつでもセーブできるし、switchにはスリープ機能もあるから隙間時間にちまちま進めることも可能!

セーブスロットも多いので小まめにセーブしてたら何とかなる。詰み要素もなく、基本的に取り返しのつかない要素が無いのでそんなにセーブデータ作らなくても何とかなります。

戦闘面の方も結構シンプルにできてます。

弱点をつくと味方が追撃してくれるんですけど、それももう自動でじゃんじゃん殴りに来ます。

↓は繋がらないパターン

味方が追撃のスキル持ってれば勝手に並べてくれるので、そんなに深く考えなくて大丈夫ですね。ダメならダメってキャラが言ってきます。

パフォーマンスで戦闘が有利になる

このゲーム独特のシステムで「技使ったらたまにアドリブが入る」ってのがあるんですよ。

キャラクターのサブストーリーを進めるとそれぞれが色々と覚えていくんですけど、社長がコラボだのなんだの言ってコンビ組ませたりするんですよ。で、そのユニットが歌ったりショーをしたりするようになるんですよ。戦闘中に。

そう、戦闘中に歌いだしたりテレビのワンシーンを演じたりヒーローショーみたいなこともする。

芸能界で鍛えたあらゆる経験を戦闘に流入してくるんですよ。

コンビ技は味方の追撃中にたま~に出てくるんですけどね、出たら窮地を脱することも可能な優秀なものばかり。

全体攻撃した上に味方のHP全回復してくれたりする。

どちらか選択して味方の追撃が終わると

突然衣装変わってライブが始まり出す。

Wii U版の時から個人的にこのシステムが大うけで、これのために戦闘で追撃発生させまくってましたね。

水瀬いのりちゃんとあやねるが歌ってるーー!!!!ってなる瞬間。ごちうさかな?

シンプルでテンポのいいRPGをやりたい人にはちょうどいい

私はWii U版『幻影異聞録♯FE』が出るときちょうど南條愛乃さんにドハマりしてたんで「あ、南條さん出るし歌うじゃん!買お!」みたいなノリで買ったんですけど中々大当たりのゲームだったんですよ。

ゲームとしての難易度も丁度良いし、テンポ良く戦闘進むし、主人公も好感が持てる。あと女性声優が歌う!歌うのよ!オタクとしては大満足です。

当初は南條愛乃さんしか見てなかったけど「アンコール」が出るときキャスト見直したら3度見ぐらいした覚えがあります。
「み、み、水瀬いのりちゃんいるじゃん!」って。今では大好きなのにねぇ…あの時なんでノーマークだったんだろうねぇ。

と、まぁオタク語りは置いといて、このゲームはそんなに反射神経とか使わないんで、アドレナリンをドバドバ出しながらやるゲームに疲れた人にもお勧めです。

昔のドラクエみたいにちゃんと適正レベルまで仲間を鍛えて…とかひたすら「たたかう」で殴り続けるのに飽きちゃうって人も、このゲームはテンポ良く戦闘が進むから飽きずに楽しめます。

アクション要素はダンジョン内でエネミーシンボルを斬るぐらいしかないので、コントローラーをガチャガチャすることもなく楽にプレイできます。

難易度をノーマル、イージーにすれば戦闘の事ばっか考えて疲れたってこともありません。

この世界観をじっくり眺めながらゆっくりプレイしてエンディングを迎えた時には大満足になると思います。

少なくともWii U版「幻影異聞録♯FE」をクリアした時の私は大満足でスタッフロールを眺めてました。

自粛期間が延びたりしてる昨今、オンラインで誰かとつながるのもいいかもしれませんが、一人でじっくりRPGと向き合うのもお勧めです。

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