激重感情満載の百合。裏世界ピクニックに大ハマりしてしまった…。

本のこと

どうも、ぶんです。

この前「裏世界ピクニックはSFだわ」って結論付けたみたいな記事書きましたが見事に百合でした。

なぁ~~~にが「読み手次第」だよ。誰がどう見ても完全に百合だわ!!!と、先週の自分をどつきに行きたいところですよ。

私はハマるときは秒で沼に落ちて周囲を巻き込もうとするオタクなんだけど、周りはみんな現在進行形で好きなジャンル、ハマってる作品があるから引き込むのは難しいし、ツイッターでは文字数という制限がある。

しかし私にはブログがあるじゃない。ここで好きなだけ書けばいいんじゃない??と思った次第です。

というわけで、今回は「裏世界ピクニックにハマったけど、やり場のない感情をぶつけた記事」になります。

この本読んでない人にはちんぷんかんぷんな記事になりそう。

あと万が一だけど、アニメ見て気になったという経緯でここにたどり着いた人がいたなら原作小説でもコミカライズ版でもとりあえず読むことをお勧めします。情報量が段違いだぜ!

この先に続くオタクが叫んでるだけの記事読む前に買っちゃいな。

この前の記事の反省とか言い訳とか

こんなとこで反省会すな。って感じだけど書くよ。

↓まずこれがこの前の記事。

SFだけどめっちゃ百合だよ。って2巻読んでる途中だった私に教えてあげたい。記事は書き直せばいいのかもしれないけど、そうじゃないんだ…。

最近「百合か?百合か??」って思って百合じゃないという結果に陥ることが多く、必要以上に警戒して読んでたんです。言い訳でしかないけど、傷つきたくなかったんです。百合じゃないからって傷つくわけじゃないんだけど期待があるとやっぱりちょっとは落胆しちゃうじゃない。

勝手に期待して、外れたらがっかりするとか身勝手もいいところだよ。

今まで「これ百合でーす」って出してもらったものをそのまま食べるタイプじゃなかったのに…オタクらしく勝手に解釈してテンション上げてうるさいだけの読者だったのに。そのままだったら幸せだったのに。なんでこんな石橋を叩いて渡るようなオタクになってしまったんだ。歳をとるとその辺も頭硬くなっちゃうのか?

今まで勝手に「これは百合だわ」って解釈して生きてきたんだからそうすればよかったのに…。用心深く石橋を叩いて渡ってもその先の沼で溺れるだけなのになんの警戒をしてたんだ私は。溺れたい沼があるならその場で全裸になって飛び込めばいいのに…。歳は取りたくないもんだぜ。

いや、その辺の話はいいんだ。歳とって頭硬くなったのはもういい。ほぐしていくしかない。反省してまた本を読んでいくしかない。

結果的に裏世界ピクニックは何も警戒せずとも見事な百合だった。

しかも主人公の相方が金髪美人。私の大好物じゃないか。

なんで私はこんなにも好材料がそろってたのに2巻を読んでる途中の私は躊躇してたんだ?

おそらくだけど2巻の途中の時点で主人公の相方、行方不明になっている「閏間冴月」に対する仁科鳥子の執着が強いからだと思うんですよ。

相方が主人公に好意全振りじゃないとダメなのか私は?そんなハーレム系のラノベは避けて通ってきたというのに…!

しかし5巻まで読み終わった今ならば言える。感情の動きが丁寧に書かれてんだよッ!!と。

現在出ている5巻まで読み終えた私は冷静に仁科鳥子を理解しようとした。ま、無理なんだろうけど。でもなんとか辻褄を合わせるというか、ドツボにハマらないようにしてた自分と対話をしたわけよ。

「心酔してた女がいなくなって探してる最中に気の合う女と出会ったからって、今までの執着をすぐ忘れるわけないもんなぁ!」と。

だから「百合かもな…」と思いながらも「油断するんじゃねぇ…」と身構えてたのも仕方ないこと…。2巻途中を読んでるの時点では「鳥子が冴月にずっと執着したまま進んでいくのでは?」という疑念があったから。

2巻途中までしか読んでない私は「鳥子の気持ちが空魚に向くことはないのでは?」と思っていたのかもしれない。実際のところ2巻の時点で鳥子は冴月に執着してるが、空魚に対しての好意も見せているので完全に私の防衛本能がブレーキをかけていただけである。

もっと貪欲に摂取していきたい。最近カロリー高いもの食べたら胃もたれするけど、強い百合を摂取したところで物理的に胃もたれとかしないのだから。

長々と書いたけど前回の記事の反省点としては「気が高ぶって中途半端に読んだ状態の本の感想とか書くな」って感じですね…。

読んでるときの私に対しては「予防線張りすぎてるからもっと命知らずに特攻して」って感じですね。あきらめて読書すんなよ、と。

あと「冴月に対する鳥子の執着心も百合厨の目で見れば完璧に百合だよ」と。

ほんと視野が狭くなるって嫌ねぇ。

小説3巻を読み終わったら私が大爆発した

キマシタワー!(元ネタは履修してない)と叫びたくなる瞬間が3巻の終わりにあった。

完全に個人の好みでしかないんだけど、3巻の最後の数行で「鳥子の好意が完全に空魚に向いたわ」ってクソ鈍い私にでもわかった。正直「油断すんな」って思ってる自分もいたけど空魚の手にキッッッスする描写だけで私は大爆発した。すごく静かな描写だったのに読者はやかましく大爆発だよ。

しかし大爆発した途端、焦った。

「あと4巻と5巻しかねぇ!」

まだ読み終わっても無いのに「6巻早く出てくれ!」と祈りながら4巻を読み始めていた。

そして4巻で鳥子が早速彼氏面をしてて爆笑してしまった。大変だよ仁科鳥子が可愛すぎる…。

ちょろいというか結構依存性の高い金髪美人。悪くないね…!

今でこそ鳥子の「冴月に対する執着」も百合だと気づいてるんですけど、読んでる最中はそこに対してなんで気づかんかったのか。

読んでる最中の私は冷静じゃないってのもあると思う。

でも、読者の視点からだと閏間冴月に対する感想が「なんかようわからんけど、鳥子と小桜が執着してる女」でしかないからじゃないかなと思うんですよ。

主人公の空魚目線で話がつづられるので、読者も空魚の思考に寄ると思う。私も見事にその状態だった。

というか鳥子からは見た目ぐらいしか具体的なことが語られないし、小桜が閏間冴月のことを話すシーンでもあんましいい印象は受けない。

漫画もアニメもビジュアル面での詳しい描写無いからよくわかんないんだよなぁ。絵だと背の高い黒髪黒服の陰キャっぽい見た目だし、小桜曰く「懐いた相手を都合よく利用する」とかで妙に印象悪く書かれている。

そんでもって小説3巻から登場する市川夏妃も閏間冴月を一目見ただけで「怖い」「気味悪い」って印象を持ってるからやっぱ悪い印象で合ってるのかもしれない。

ということで見た目で狂わす系のキャラじゃないんだろうなぁと思うんだけど、小説のどっかで閏間冴月のと仁科鳥子のエピソードとか書いてくれたら私は余裕で狂うと思うんだよな。狂いたいわけではないんだけどね。

でも「閏間冴月すげぇじゃん…そりゃ当時JKの鳥子もすぐ懐いちゃうわ」ってなって鳥子が必死に探してる気持ちの一部でも理解出来たら小説読み返して頭抱えるぐらい辛い体験ができるわけよ。

仁科鳥子の抱える巨大感情の一端を知りたい…。いや結構依存性の高い子だから今のままでも十分推し量ることは多分可能ではないのか?

また1から読み返すしかねぇのか?

コミカライズ版が非常にヤバい

コミカライズ版があるのは全開の記事を書いたときに知ってたし、まぁ原作読み終わってから気が向いたら買うか~とか思ってたんですけど、5巻読み終わった直後にはkindleでまとめて買ってましたね。

私はいつだってフラグを立てまくる女。

最初は気軽に作画が水野英多だ~懐かしい~~!!などと「スパイラル~推理の絆~」を月刊誌で読んでた世代なので気楽に思ってました。

しかし原作5巻まで読んだ私は登場する女どもの巨大激重感情、私が百合だわって確信するまでの間にも大量に散りばめられていた百合描写に気づいてしまっていたわけです。

そして何も考えずに電子書籍版を買ってダウンロードをしている間に気が付いてしまった。

「水野英多の作画で百合が見れるのか…?」

そう思った瞬間タブレットを持つ手が汗でぐしょぐしょになり、謎の緊張により尿意が爆発してトイレに駆け込むことになった。

小説なら文字を追っていくだけなので、そう頻繁に脳内に絵が浮かび上がることは無いので基本的にはマイペースに情報を処理し、時には笑い、時にはグロい描写に怯み、時には悶えたりしてきた。

それが漫画になったとたんどうなると思う?

すべてが視覚へダイレクトアタックしてくる。

電子書籍で購入したので、ペッと指をスライドさせたらめちゃめちゃ怖い絵が出てきたりする。でも原作を読んでたら「そろそろ来る…!」ってわかるからある程度心構えもできる。

ただ怖い描写は全然問題ないんだけど、仁科鳥子が問題なのよ。

いついかなる時も作画が良すぎ問題。

もちろん空魚だって可愛く書かれている。水野英多先生の描く女子は可愛い。

「スパイラル~推理の絆~」でブレードチルドレンに性癖を歪まされた人は少なくないだろう。竹内理緒やアイズ・ラザフォードで狂ってしまった人も多いだろう。

かくいう私も若干狂わされている。あの頃の月刊少年ガンガンはまさに黄金時代だった。…懐かしむのはこのへんにしとこう。

私が言いたいのは「あの水野英多の作画で描かれる仁科鳥子はやばい」ということである。

怖い描写より心臓に悪い。すーーぐ空魚ちゃんに近づく。近い。美人が近いと大変。がんばれ空魚ちゃん。

ここ数日でちょっと百合を過剰摂取しすぎてガタガタしてる。

私もしかして仁科鳥子にドはまりしすぎじゃない…?

いったいどこまで連載が続いてどこまでコミカライズするのか全然わかんないんですけど、原作小説5巻の「ポンティアナック・ホテル」がコミカライズされたら一体どうなるのか…。

あと原作小説では空魚が鳥子の匂い嗅いで「とんでもなくいい匂い」とか言うからそれはどうなるんだ…。表現しちゃうのか…?女子は確かにいい匂いするけど「この女めちゃいい匂い」って思うって相当やで。

コミカライズ版は現在5巻まで出てて内容は小説2巻の「きさらぎ駅米軍救出作戦」の真っ最中で、6巻では「果ての浜辺のリゾートナイト」をやるみたいですね。

いつ急展開になるかびくびくしてるけど続刊が楽しみで悶えてる

なんやかんやとテンション高く書いてきましたが、1巻では指先だけだったのに3巻の時点で鳥子の左手全体が透明になってるので、この先これが侵食していったり、しょっちゅう発狂寸前までいく空魚がどんどん変なことになるんじゃないかとか、ヤバい気配はいっぱいするので手放しで「百合の時間だぁー!」って食いついてたらどっかですごい展開になって大ダメージ食らうかもしれません。

でも大丈夫。

本読んで辛い…この展開辛い…って言ってる間もオタクは楽しんでる。辛いのを楽しめてる。原作の供給が何よりも尊いものであるから。本当にダメなら辛いとか言う前に去ってるもの。

あと3月に小説もコミックスも新刊出るってマジなの…。思ったより早く出てくれてうれしい。でも妙に待ち遠しすぎて気が狂いそうよ。

ライブ見に行ったその日に「明日BD出てくれ」って気持ちと同じね。

発売日までまた別の本をあさるしかないのか…!

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