『VA-11 Hall-A ヴァルハラ』をクリアしたので感想とレビューするよ!

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1周クリアしての感想だよ

休憩の時に入るアイキャッチ

このゲーム、ちょっと前にPS+で配信されてた『コーヒートーク』ってゲームの情報を探しているときにたどり着いたんですけど、口コミで結構評判がよかったんですよ。アマゾンレビューとかで探したらマイナスなことも書いてあるけど。

でも私は気になって仕方なかった。

このゲームの世界観に何となく触れたくなって購入。フルプライスじゃないので敷居がめっちゃ低い。

一目見た瞬間に気になった人は買ってみてもいいゲームだと思う。

最初はチュートリアルを経て、お客にカクテルを提供しながら話を聞くだけという、想像通りの展開です。淡々と進むけど、お客との会話を通じて見えるこのゲームの世界観が気になりだしました。

お客のそれぞれがそれなりの過去と事情と持っていて、話が進んでいくとそれを話してくれるようになるんですよ。大して過去とか話されないキャラはいますが!

キャラクターとのコミュニケーションでこのゲームの世界観、情勢が見えてくるあたりに面白さを感じたのが1つ。まぁこれは予想してた通りに楽しめている。

中でもホワイトナイトに所属する「セイ」という女性が事件に巻き込まれて落ち込んで…というかほとんどPTSDみたいになってしまうのが中々ショッキングな出来事だった。

痛ましい姿のセイ。

めちゃめちゃ細かい描写があるわけではないけど、彼女が見てきた光景がどれぐらい凄惨なものだったかは想像できる。

後半になると主人公のジルにフォーカスされる。

ジルにも色々と事情があるが、傍から見て一口に説明してしまうととても小さいことのように思ってしまうかもしれないので、私は何も言わないでおこうと思う。

このゲームのインタビュー記事を読んでたら「世界レベルでどんなに大問題が起きていても、人間は自分の中の個人的な問題を大きく感じてしまう」って言うのがテーマにあるらしい。

ゲームの最初からジルの視点で物語を見ていたので、後半はとても大きな問題が起きているように感じて急き立てられるようにプレイしてたのでね、そのテーマに見事にハメられてゲームしてましたね。

ということで世界観、キャラクター共に魅力的。でもストーリーも大変楽しめました。

エンディングまでのプレイ時間は結構短いんだけど、その短い時間の中で世界観からキャラクターの背景まで色々と濃いものが見れたので私は大満足のADVゲームだった!

しかしまぁ、治安がクソ悪いのはベネズエラの情勢が反映されてるからっぽいんだけど(作った人がベネズエラ出身)

汚職まみれだったり貧富の差が激しくなってたり、変に監視されてるこのゲームの社会情勢を見てると日本も他人事じゃなくなってきてるよなぁ…なーんて思う。ベネズエラに比べたら日本は全然平和な国だけどね。

2021年6月25日現在、steamのサマーセールにもなってるっぽいので、PCゲーム勢の方もこの機会に是非手を出してほしいゲーム。

それではまた~。

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