待ち時間に読んでた本の話と和菓子

雑記

どうもどうも、ぶんです。

昨日「明日はハローワーク行ってくるわww」みたいなこと書いたけど行けてませんね…。

でも区役所には行ってきたよ!年金の切り替えだね!

役所行ったりすると面白いことが起きるんだけど、そういう小話をここで書くのはやめておくね。その手の話は知人に会って身振り手振りで話す分には面白いんだけど、文章じゃうまく書けねぇし不特定多数に話すことじゃないよね。

だから待ち時間に読んでた本の話と、和菓子おいしいよって話をするよ。

和菓子が題材の文庫本

今回読んでたのは光文社文庫さんから出てる「アンと青春」(著:坂木司)

これは「和菓子のアン」の続編になるよ!

和菓子屋さんでバイトするぽっちゃり系女子が主役で、読んでたら自然と和菓子の知識が入ってくる。和菓子に興味がある人はぜひ読んでくれ!これ読んだらきっとデパ地下の和菓子屋さんで生菓子とか買っちゃうぜ!私は買った。

待ち時間の間で頭から50ページほどしか読めてないから前作の「和菓子のアン」のことをチラッと紹介する程度にするね!あんましネタバレ入らないように頑張るよぉ!

和菓子のアン

画像貼ってたらあんこ食べたくなってきた…

あんこ美味いよな…。と思ってたらレジに持って行った本なんですが、まさかミステリーだったなんて…(帯にちゃんと書いてある)

ほのぼのミステリーなんで、人が死なないんで心穏やかに読めます。

簡単に書くと、食べるの大好きぽっちゃり系女子高生、梅本京子ちゃん(通称アンちゃん)が就職や進学もせず高卒ニートに片足を突っ込んでしまい、慌ててバイトを探しデパ地下の和菓子店「みつ屋」でバイトを始めて、アンちゃん視点で物語が進んでいく話。

ぽっちゃり系な女子ということで、見た目に対するコンプレックスやらなにやらがよく入ってくるのですが、いやな客を笑顔で乗り切ったり、従業員の人たちとの会話を通じて和菓子屋という職業に対して真摯に取り組む姿勢、そこから読者も一緒に和菓子の知識を得ちゃう。

分厚いミステリーを好む人には物足りないかもしれない。

でも、どっしりとしたミステリーはちょっとしんどいな、という人には向いてるかもしれない。

なにより和菓子に興味があったら是非お手に取っていただきたい一冊。

登場人物の個性が強い。

ラノベ的な濃さではないんですけど、「みつ屋」の店長とか店員さんのキャラが濃いんだよ…。

梅本京子(通称アンちゃん)・主人公。食べるの大好きぽっちゃり系。食べることは好きだと言い切るあたり、中々良い舌をお持ちのようだ。

椿店長・ちゃんとした店長。ロスをほぼ出さないいい店長。投資にハマって店のバックヤードでオッサンと化す。頭いいというか、客のことちゃんと見ててするどい。

立花君・みつ屋の社員で職人希望。接客も上手なお兄さん。おしゃれで背が高い。初見だと愛想の悪いイケメン。実はかわいい物好きな乙女である。

桜井さん・大学生の女子。敬語が苦手らしくたまにメモを読み直している。この中だとキャラ薄めだと思ったけど元ヤンだったわこのお姉さん。

フロア長・舌が確かで胃が丈夫そうな人。

まぁ…フロア長はあんまし出ないんですけど、印象的だったんで。

あとはもう個性的な客が多いね。ミステリーの部分に係るから書かないんだけど。

いやぁこの本読んだの結構前だからこれで合ってるのか心配だわ(一応軽く読み直してます

思わず和菓子を食べたくなる

アンちゃん、食べるのは好きだけど和菓子の知識がないままバイト採用!(本編始まって25ページ目のことである)

と、まぁここからちょっとしたミステリーが始まるんですが、ほのぼのミステリーなんで人は死にませんが、よその会社の株価が影響したり、同じフロアで問題が起きたりですね、するんですよ…。詳しく書いたらネタバレになるのでね…そこは伏せときますね。

で!!アンちゃんは和菓子屋さんで働くことになったけど、和菓子の知識がゼロ!

読者の私も和菓子の知識がほぼゼロ!!

店員さんたちとの会話の中や、お客さんとの会話の中からきっかけをもらい、頑張って和菓子について学んでいくアンちゃんと一緒に読者も和菓子の知識をつまんでいく!的な感じで話は進むんです。へぇー!なるほどねぇ!ってなることがよくありましたね。

てゆーか上生菓子(茶席に出てきそうなやつ)がめっちゃおいしそう!

上品な読者だとここで

「あ、おいしそう。上生菓子か、今度買ってみようかな^^」

ぐらいに留まると思うんやけど、餡子に飢えてた私は

「えぇ!?絶対おいしいやん今すぐ買いに行こうぜ!!」

ってなったんよな…。(私は時々勢いが爆発する

アンちゃんは食べるのが好きだと言い切るぐらいだから、食べたものに対する食レポがすさまじい。味に対する執念が強い。最初の方で「焼き菓子に対してバター以外の油脂を認めていない」って言っているあたり彼女の執念を感じる。おいしさと日持ちを天秤にかけるのは間違っていると思っているらしい。うん、確かに…。

どうしよう…さっきから本のことより和菓子おいしそう!みたいなことしか書いてないんじゃね…?

実際に和菓子食べちゃう

画像は去年の10月に買ったやつですね

餡子が好きな方にはぜひ勝ってほしい上生菓子。季節によってほんとにいろんなのが出てくる。

見た目が和!!っていうのから↑の画像のやつみたいに可愛いのまで季節やお店によってさまざまよ!!

上品な餡子を味わいたくなったらぜひ上生菓子を買ってくれ!

最終的に本のレビューじゃなくなったな…。

本日はここまでだ!また明日!!

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