世の中の百合好きはFLOWERSってゲームをやるべきでは?

ゲーム関連

どうもどうも、ぶんです。

今日は私が以前爆ハマりした百合ゲーFLOWERSってゲームについて書こうと思うよ。百合好きなら知ってる人多いと思うけど書くよ。

一応ネタバレには考慮して書いてみるよ。でも何年か前のゲームだからうっかりすると思う。

核心部分には触れないようにするよ。謎解きとかあるし、何より読んでて面白い作品だもの。

公式サイトのリンクも置いておくよ。

FLOWERS公式サイト

無断転載はダメなので画像を全然貼ってないけどみんな公式サイトを見てくれ!自分で描けばよかったんだけどな…すまねぇ。

あとちょっとした注意なんだけど、私の書き方って作品の雰囲気を多少(?)壊すような表現になると思うけど了承してくれ。
何となくでも雰囲気わかる感じで書くようにがんばるから。

4篇やって完結するゲーム

4作もあるのかよ!って突然敷居が爆上がりしたと思う。

わかる。私がこのゲーム教えてもらったときまだ2作目までしか出てなかったから敷居は低かった。その代わり「次はいつ出るんだ!?」って毎日首を長くして待つとかいう地獄のような日々を過ごしたわ。

無印(春篇)、夏篇、秋篇、冬篇。で完結するんだけど(後日談のドラマCDも出てる)

これだけ出ますよ!大ボリューム!っての見て、燃えてきちゃう人と腰が引ける人がいると思う。わかる。

大体みんな時間がないと思うから腰が引けると思う。

何年か前の私もそうでした。

しかし友人たちのとんでもねぇプッシュにより1作目の春篇のvita版を買ったのね。そんでドはまり。

4作品それぞれはPC版、PSvita版があるのよ。

4つも買えねぇよぉ!って方には全部盛りをお勧めするわ!

そうよ!去年出たんだけど4作全部入ったやつが出てるのお得なの!!!3作目からPC版をvita版は全部を追ってやってた私から見ていきなり4作全部入ってんの安すぎて目をむいた。やっす。ディスク入れ替える必要もないし手軽ゥ!

4作全部入ったやつ(FLOWERS-四季-)はPS4とSwitchで出てるよ。私はPS4版持ってるけど手軽さをさらに重視してSwitch版も買おうかとしているよ。どんだけ愛しとんねん。

ノベルゲームと百合に対して抵抗のない方にはめちゃめちゃ勧めちゃう。

面白い作品を見たり読んだりしてるときって、続きを見るためにがんばって時間作っちゃうじゃん?そうなるんだよこの作品。

1作目は上下巻で小説版もあるのでこっちから入ってもいいのかもしれない。私はまだ読めてないんでゲームを勧めてしまうけど。

あ、下巻の表紙でどのルートにいくのかネタバレになっちゃうわ。

全寮制ミッションスクールでの話

簡単に書くよ!

舞台は森に囲まれた全寮制のミッションスクール「聖アングレカム学院」ってとこ。女子しかいねえ。先生もたしか女性ばっかだし、担任も寮母もシスターや。

女子校、ミッションスクール、百合。とくれば古のオタクたちは「マリア様がみてる」を思い出すだろう。私もめっちゃ読んでた。

ただ、FLOWERSの舞台、アングレカム学院は近所のバスが廃線になるぐらいには田舎!森に囲まれてる!自然豊か!ってことで「マリみて」より外界を絶ってるのよね。マジでスマホとか出てこない。

しかも由緒正しい学園で「花嫁修業」にも使われるらしい。2作目で礼法の授業とか出てくる。中でもバレエに関しては本腰入ってるようで、バレエ目当てに入学する子もいるという。

さらに全寮制で完全に親元から離れて生活してもらうことになるので、早いこと慣れてもらうために、学園側が同学年でペアを作ってくれるアミティエ制度ってのがあるのよ。お互い助け合うんやでって感じよね。

そのアミティエ制度に惹かれた主人公の蘇芳ちゃんは「友達を作るため」に入学してくるのよ。

で、今年からアミティエはペアでなくて基本3人やでって感じで話がスタートするのね。

普通に考えて女子3人とか絶対姦しいやん?

でもこの学校、花嫁修業も兼ねてたりするので結構ええとこのお嬢さん方が入学してくる。大体みんなおしとやか。話の途中で生徒会長がサッカー練習してたりする描写あったけど。※アングレカム学院にサッカー部はありません

そんな学校や寮でのやり取りの中で友情と純愛が入り混じって話が進んでいくのね。友情面に関しては4作目までやると、涙と鼻水があふれるぐらい感動しちゃった。

内容的には謎解き要素がある

ここまで見たら穏やかじゃん。百合ゲーだし愛憎劇が繰り広げられるんか?と思っちゃうじゃん?それもあるけどなにより…

このゲーム謎解きあるんですよ。しかも1作目は難しすぎて選択肢総当たりになった。

詰まりたくない人はググるといい。嫌になるぐらいならググってくれ。正解して話が進むとちゃんと解説してくれるから。

んで話の展開として生徒が不自然に消失するんですね…。主人公はその謎に立ち向かったりするんですよ。

このアングレカム学院にある七不思議に挑むのも、このゲームの見どころ。

怖いのが苦手な人でも大丈夫。マジで怖いのはドラマCDの方だけ。

ノベルゲームやるならまずはキャラクターだよな

いや、シナリオやろ。って言われたらそうなんですけど、モチベ上げるにはやっぱ好きなキャラいてこそやん?
雰囲気抜群のキャラたちを私の目線で紹介していくよ!

まずは主要人物三人から

・白羽蘇芳(CV:名塚佳織)
おじいちゃんと二人で暮らしてたけど、自分を変えたくてこの学園に入学した主人公。美人、コミュ障、引っ込み思案、映画とか本が大好き。料理もできるし家庭菜園とかもおじいちゃんとやってた。でも虫はマジで嫌い。落ち着いた美人に見られるけど、時々内心めちゃめちゃ焦ってるときとかある。怖い話が大好き。体が硬い。過去になんかトラウマ持ってる。

トラウマの部分はネタバレになるから詳しく書かないけど、1作目はそれを克服する話になってくる。そこがたまんなく最高なんだよな。

・勾坂マユリ(CV:岡本理絵)
蘇芳ちゃんとアミティエになる子。中性的なしゃべり方をするどことなく雰囲気ボーイッシュな女子。明るくてさわやか系。お菓子作りが趣味だったりで女の子らしい一面もある。なんか運動系めっちゃ得意そうやなって思い込みで見てたけど、この学院の体育であるバレエがそんなに得意じゃない。放課後に身体硬い蘇芳ちゃんと一緒に練習してくれる。優しい。この子も何か秘密を抱えているぞ!

個人的には声も相まってとてもさわやかな印象。この声優さんも含めて私はマユリも中の人も大好きになったね。

・花菱立花(CV:明島ゆうり)
メガネでおさげの女子。蘇芳ちゃんのアミティエになるクラスの委員長。成績優秀でバレエも得意。ダメなことはダメっていう堅物な感じがするけどとっても優しい。怖い話が苦手。紅茶が趣味でよくお茶会を開いてくれる。会った瞬間から蘇芳ちゃんのこと大好き。話の後半にこの子が育ってきた家のことが話されるんだけどくっそ重い。

ねっとり系百合が好きならこの子のルートを選択だ!PC版だと全クリするとキャストコメントが出てくるんだけど中の人すごいテンション高い。

1作目はこの三人が中心に話が進んでいくよ。

話にかかわってくる人たち

1作目に個別ルートは存在しないけど重要な人たちを軽く紹介するよ。2作目、3作目には主役なる子もいるよ。

・沙沙貴苺(CV:長妻樹里)
沙沙貴姉妹の姉、苺ちゃん。双子の姉でトラブルメーカー。すごい元気なキャラ。すーぐ友達作っちゃう系女子。教室で一番最初に話しかけてくる。最初の方は中々やかましいだけのキャラだけど話が進むと精神的にどんどん成長していく。

・沙沙貴林檎(CV:長妻樹里)
沙沙貴姉妹の妹、林檎ちゃん。双子の姉とは逆におっとり系(なまけ癖がついているらしい)本好きで蘇芳ちゃんと話が合う。ぼんやりしてるようだけど、なんだかんだでお姉ちゃんが大事。怖い話が好き。

この姉妹、性格が正反対だけどコンビプレーが上手でさすが双子って感じ。

・八代譲葉(CV:瑞沢渓)
やつしろ ゆずりはって読む。難しい。蘇芳ちゃんたちの先輩である。百合系の作品によくある「背が高くてかっこいい、女子からめっちゃ人気ある女子」で生徒からの人気が爆発である。生徒会長をやってるボクっ娘。エキセントリックだし芝居がかった話し方をするけど信頼が厚いらしい。イライラしてたり落ち込んでたら時々軽い下ネタを挟んでくる。料理部に所属してるけど料理が苦手。3作目で主人公を務める。

キャラクターみんなお花の名前ついてるけど、この人は葉っぱなんだよね。だから私は葉っぱ先輩って呼んでる。

・小御門ネリネ(CV:西口有香)
生徒会の副会長さん。ハーフの美人でおっとり系女子である。合唱部の部長も務める。趣味が怪談話集め。スイーツに関して胃袋が底なしらしい。3作目までいくと深掘りされる。1作目2作目だと優しいおっとり系お姉さんだ。ダジャレの意味が分かんなくてギャグの説明を求めてくる。

私は関西人だからギャグの説明を求めてくる天然は苦手だよ(決してこのキャラが嫌いというわけではない)

・ダリア=バスキア(CV:高城みつ)
超絶おっとり系シスター。担任もやるしバレエも教えてくれる。宗教がらみとか授業だと厳しいけど、基本的には優しいシスター。でも蘇芳ちゃんはなんだかちょっと苦手に感じちゃう。ガーデニングが趣味でダリアの花の新しい品種を作ろうと頑張ってるらしい。担任だからよく出てくるけど2作目でめっちゃ出番ある。

話が進むとダリア先生と寮監のシスターの話がちまちま出てくる。ついにはドラマCDまで出ちゃったよ。

・車椅子の少女(CV:佐倉綾音)
もうめっちゃ名前出したい。1作目最初の謎だよこのあやねる。読書が趣味で基本的に自室と図書室の往復で生活してる。ひねくれてるんだけど、蘇芳ちゃんには優しい。わかりやすいツンデレ。手先が器用で簡単な鍵ならピッキングで開けれる。そんなのどこで覚えたんだよ。2作目で主役を務めて株が爆上がりする。4作目で車椅子になった理由も教えてくれる。最高のあやねるを拝みたいならやるしかない。

どうしようこの子の紹介しようと考えれば考えるほど語彙が消失する。私はこのあやねる好きすぎるし、私は世の百合好きに是非2作目をやってほしいから1作目を紹介している。ちくしょう…2作目やってもらうハードルが高い…高いぞ…!

キャラクターの成長と関係性が丁寧に描かれているぞ

キャラクターのこと書いたらちょっと力尽きたんだけど、ちょっと頑張って書いていくぞ。

この作品、謎解きとか学園の七不思議とかで難しい印象が付くと思うんだけど、それを通してキャラクター同士が親密になっていく姿にちょっと感動しちゃうのよ。

基本的に蘇芳ちゃんが友人を本気で心配しての行動だから胸が打たれる。

ネタバレ考慮で簡単に書くけど、蘇芳ちゃんの周りで友人が大変なことになったときに彼女は頭をフル回転させて謎を解き明かしに行くの。友情ものが好きには効果抜群よ。

作品を通して見ていくと蘇芳ちゃんは頭いい美人で大人しい子って感じなんだけど、1作目の序盤は完全にコミュ障だったわ。そんで蘇芳ちゃんは目を覆いたくなるほどにハーレム系ラノベの主人公みたいな行動をする。ちょっとそそっかしいのである。

それが学園のみんなとの交流を経て少しずつ成長していくのだ。

蘇芳ちゃん自身、トラウマというか精神的な傷がある。そんな中でもひねくれずに他者との交流を試み、相手の傷を受け入れてくれる。優しさゆえに名言がちょいちょい飛び出してくる。そこに名塚さんの演技も加わってびっくりするぐらい心にしみわたる。

似たような傷を持つもの同士、傷のなめあいをするのではなく、その傷を受け入れ、個人を見て確かな友情と絆を結んでいく。各々が抱えている問題は子供が抱えるにはキツイものがあったりするけれど、それを一緒に悩んで背負ってくれる友人を得ていく姿や育まれる女性同士の関係性は百合好きが見たいものではなかろうか。

全然軽い気持ちで始めてほしい

長々と書いたけど難しく考えずにゲームをプレイしてほしい。

重いものも出てくるかもしれないけど、ノベルゲームでは当たり前。フルプライスで買うゲームなんだからメインのキャラクターを深く掘り下げてくるのは日常茶飯事。てゆーかメインキャラなのに薄かったら問題だ。

でもプレイヤーがキャラクターそれぞれの悩みを真剣に受け止める必要性はないのである。

ぶっちゃけ好きなキャラの好きなところを好きになればいいのである。

百合大好きイェァ!!!!のテンションでこのゲームをするのは全然ありだと思う。妄想は膨らみまくって楽しくなるのは間違いない。

深まる謎に対して真摯に向き合い考えるのもまた一興。作品を深く知りたいと思った人は呼吸をするように自然と向き合っちゃうだろう。

やる時間が中々取れない方はSwitch版のFLOWERS-四季-で寝る前の1時間ぐらいでゆっくり進めていけばいいと思う。ググれば攻略サイトもあるから詰まってしまうこともないはず。

腰を据えてじっくりやる方法も、手軽に遊べる方法もあるので至れり尽くせりである。

2作目の夏篇がまぶしすぎて燃える

個人的には2作目の夏篇まではやってほしい。みんなきっと浄化されると思うから。

主人公が蘇芳ちゃんから車椅子の少女に代わり、転入生(CV:洲崎綾)がやってくる話になるのだがこれがもう大変。

夏篇に対する思いの丈を書きたいがために今この記事を書いている。

私はこの記事さえ書けばいつだって夏篇のことを存分に書けると思い込んでいるのだ。

あぁぁぁあ語りたい。言いたい書き記したい。欝々とした気分がズバッと快晴になり百合が好きでよかったと思えるあの晴れ晴れとした気分を世の百合好きに知ってほしい。

好みがそれぞれあるから一概に最高とは言えないかもしれない。

でも私は言うよ。

百合好きのみんな!

FLOWERSはいいぞぉ!!

1作目となる春篇のPC版はこちら

全クリするとキャストのコメントが聴けるのでそれが聴きたい人にはPC版お勧めするけど、システム面では全部入ってる四季の方がやりやすいぞ!

Switch版

こっちはPS4版

よし!これでいつでも2作目である夏篇のネタバレと私が抱えているどうしようもない感情をぶちまけることができるな。

春篇のvita版も置いとくね

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