「ちょっと本を読みたい」そんな人にお勧め「木曜日にはココアを」

本のこと

どうもどうも、ぶんです。

今日は宝島社文庫から出てる「木曜日にはココアを」(著:青山美智子)を読んだよ。

さくさく読めたし簡単にレビュー書いてみるよ。

短編集だった

短編が12話入ってる本だったんだけど、それぞれの短編で出てきた人が微妙に繋がってたり、ガッツリ友達だったりな感じなのよ。似たような本で言うと「阪急電車」(著:有川浩)的な。

文章の詰め方がバラバラでちょっと気になったりはしたけど、それはまぁ些細なことですね。

失業した青年が東京の小さな喫茶店で働くようになった話があって、次の話ではそこに来てたお客さんに視点を変えて始まり、その話で出てきた人が次の話の主役になってって感じで話が進んでいくのね。

全部優しい話

全編通して優しいお話だった。

それぞれの人物にそれぞれの悩みがあって、それが解消されていくって感じなんだけど、突然誰かが死んだりしないからずーと穏やかに読める。

アマゾンレビューで「悩みが小さい」みたいなこと書いてたの見たんだけど、ファンタジーでも何でもないマジで日常だからそこまでドキドキする展開が無くて当然だよ。

どの話も最終的には優しいオチにたどり着く。めちゃめちゃ平和。なんて優しい世界。

それが巡り巡って一人の女性に勇気を与えて命が救われるし、勇気を与えた人もまた新しい一歩を踏み出すって感じで終わる。

ちょっと本読みたい人にはちょうどいい

全体で200ページぐらい。1話20ページ前後だから、毎日ちょっとずつしか読めないよって人には多分ちょうどいい。

後味の悪さとか一切ないから、ほんとに穏やかに本読みたい人にはおすすめ。

次のページにはめっちゃ個人的な感想を書くよ。

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