どうも、ぶんです。
トライアングルストラテジーの真エンドまでクリアしてきたので軽くレビューを書いていくよ。
後半にはネタバレありの感想も書いておくよ!ネタバレ踏みたくない人は前半だけ読んでいってね。
サクサクは進まないじっくりやるタイプのゲーム

シミュレーションRPGなのでそんなにサクサクしゃしゃしゃーっとは進まないですね。でもスキップ機能もついてるのでストーリーをバシバシ読み飛ばすことも可能!
物語に重点を置いてるゲームでメインストーリーも戦争がどう展開するか、隣国の動きがどうなってるかとか、主人公の周りの状況は話が進むとあっちこっちで話が進んでいきます。
単純にゲームを進めるにしても、メインストーリー以外の部分が入ってくるのでそれらを見ているとやはり時間がかかります。
選択肢も結構考えさせられるものが多かったりするので、腰を据えてじっくりとゲームをやりたい人にお勧めできるゲームでした。
ストーリーがどんな感じか

1~3話を遊べる体験版があるので詳しい内容には触れませんが、結構すぐに戦争に放り込まれます。
switchのシミュレーションRPGと言えば「FE風花雪月」が頭に浮かぶ人が多いかもしれませんが、FE風花雪月みたいに「そこそこ平和パートがあってからの戦争」という感じではなく、チュートリアル的な感じで隣国の状況を見るとすぐ戦争になってました。
序盤で何となく世界観がわかってきたらすぐに話がどんどん進んでいきます。
会話の中に出てくる選択肢は結構悩ましいものが多かったりします。大きな選択をするときは全員の意見を聞いて説得に持ち込むというシステムはちょっと新鮮だった。
分岐の中には、何としても友を助けるべきか、自分の領地の民を第一に考えるか、不正を告発すべきか等、色々と選択を迫られるが「これが正解」というような単純なものではなかった。
でもそれが先の見えない初見プレイ時には中々楽しい瞬間だったりする。
真ルートなるものがあるのでそれに焦点を絞れば選択肢に正解や不正解の概念は出てくるけど、初見プレイではその辺を考えずにやったほうが楽しめますね。
戦闘パート

戦闘パートに割く時間が最も多いであろうこのゲーム。
1周目をノーマルで挑んだところ、メインバトルが意外とシビアでユニットの行動順、TPの管理など結構考えることはそれなりに多いです。シミュレーションバトルだからね!その辺は仕方ないね。そういうゲームだからね。
負けても経験値は入った状態、アイテムはリセットされてやり直しになるので負けたからって時間が無駄にならないのはありがたかった。
シミュレーションゲームは1回の戦闘が長いからね…。負けたら全部台無しになるタイプだと心が折れるよねぇ。その辺は配慮されててよかったと思います。
究極なことを言うと、レベルを上げまくるか難易度を下げたら詰まることは無いです。
そして仲間が多いので全員強くしようとしたらその分の経験値や金策でフリーバトルをやりまくることになります。
全キャラ育てようと思うとここでちょっと時間を取ることになりますね。
ただ、レベルも金策も楽な方法があるので、そこまで時間がかからないのが救いでした。
あと切り札というのがあります。
1回の戦闘で使える回数は限られていますが、味方の移動がプラスされたり、任意の敵ユニットを完全に1回休みに出来たりと、結構種類があったりして中々便利です。
ちなみに私はよく使い忘れますね。
ええ…画像を用意し忘れるぐらいには使ってませんでしたね…。
良くも悪くも「古き良き」感がある

このゲーム、シミュレーションRPGをよくやる人にとっては目新しい要素は少ない。
このゲームのキモの一つである「信念の天秤」もいわば選択肢と同じで、選びたい選択肢に主人公が仲間を説得するという内容になっている。仲間もそれぞれ言い分があるので、それを説得するための情報を町の人から聞いたりするちょっとした探索パートがあったりする。
目新しいシステムではないかもしれないけど、単純すぎない選択肢なので真剣に考えさせられてしまう。
縛りプレイとかやり込みが好きな人は長時間楽しめそう。

キャラゲーではないと思うんだけど、キャラクターユニットの個性は結構尖ってるので「このキャラクターでクリアする」とかの縛りが好きな人は多分あらぬ方向からのアプローチで遊べそうな気がしますね。
まとめ

ザックリとした感想
SRPG初心者から経験者まで幅広く楽しめる作品。
バトルの難易度はいつでも変更できるので、ストーリーが気になってるんだけどシミュレーションバトルが苦手だったり、やったことないって人でも手が出しやすい難易度になってます。
むしろこの手のバトルをやったことない人ほど楽しめそうな感じがします。
EDまでのストーリーはボリューム不足か…?と思ったけど分岐が多いので周回プレイすることを前提にするとそこそこなボリュームになる。
しかしこのゲーム、ストーリーを重視しすぎるあまり、キャラクターの掘り下げはちょっと浅いので「キャラゲー」を求めてる人はFE風花雪月とかスパロボシリーズの方が向いてるかもしれません。
HD-2Dが目玉なのかもしれないけど、HD-2Dならオクトパストラベラーの方が画面の感動は大きい。
良い点悪い点
・ストーリーが面白い
・キャラクターが多い
・難易度を調節できる
・SRPG初心者から玄人まで幅広く楽しめる
・メインバトルまでが長い
・キャラクターの育成に時間がかかる
・メインキャラ以外の仲間の存在と背景が薄い
・全体的にテンポは良くない
良い点悪い点はあるものの、ストーリーに重きを置いてる作品なので真ルートクリアするまで楽しめました。
次のページでネタバレ有りの感想を書いてます。
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